AFPLA(Asian Future Political Leaders Association, アジア政治学学生協会)は、政治学に関心のある東アジアの学生が一堂に会する国際会議を一年に一度主催している団体です。同じ地域で生きる若者同士が、一緒に学び、考え、濃い議論を経て共同発表を行うことで、学問的な理解を深め、生涯の友を得られる場を目指します。
2007年に北京大学とソウル大学によって設立され、第4回大会の開催された2011年以降、東大が正式に参加して現在に至っています。現在の参加大学は、東京大学、北京大学、ソウル大学校、復旦大学、国立台湾大学の5大学です。
AFPLAは、政治や市場の利害関係において自由な身分にあるという学生の立場から、各国の学生一人ひとりの素直な意見を常に尊重しています。このような素直な肌感覚の意見を最大限に生かすことができるようにするために、事前準備の段階での入念な下調べ、文献調査の上で、夏に開催される本大会に臨んでいます。
このように、AFPLAは日中韓台の学生同士が共通問題を抱える東アジア各国の問題について議論をし、短期的には参加者各々の知見・気付きを深め、中長期的には将来の東アジア社会を担うべき青年間での未来志向のネットワークを作ることを目指しています。
AFPLAでは、各分科会に設定されたテーマについて、8月に行われる本大会に向けて、4月から7月にかけて準備を進めます。具体的には、おおよそ週１回のペースで分科会ごとに勉強会をしたり、プレゼンや議論を練習するために中間報告会や英語ディスカッションを開催したり、という活動がメインです。本大会終了後から次の年の4月にかけては、本大会の報告書の執筆、打ち上げ、そして運営に携わりたい人は次年度の大会の準備･新歓の準備を始めます。
AFPLAの活動の中核をなすものです。5月頃までに、各分科会での議論内容の詳細を各大学間で共有し、5月から8月の大会直前まで、各大学ごとに綿密な事前調査、勉強会が開催されます。本大会期間中は、各大学での下調べをもとに議論テーマに沿った議論が展開されます。 また、各大学ごとでの準備期間中であっても、各大学の各分科会ごとに1名ずつ存在する分科会リーダーによって、大学間で緊密な調整が行われます。
毎年分科会は4・5つあります。
本年度の各議論テーマはこちら(Google Driveのフォルダが開きます)
8月上旬に毎年開催される本大会は、各大学の全メンバーが集まる、AFPLAの活動の中で最も重要なイベントです。初日の開会式の後、午前と午後に各分科会にわかれて、合計4～5つ程度のセッションを経て議論を進めます。
また、分科会横断的に他大学の学生と進行を深める機会として、毎年開催地において一日程度の観光の日を用意されています。他にも、各国の学生がパフォーマンスを披露するカルチャーナイトなどのイベントもあります。
最後に、議論のまとめをするラップアップセッションを行い、閉会式にて発表をします。
本大会を通じて、他の大学のメンバーとかけがえのない友情を築くことができます！
通称 UT.
2011・2015年・2021年大会開催.
通称 FDU.
2012年・2017年大会開催.
通称 SNU.
2013年・2018年大会開催.
通称 PKU.
2014年・2019年大会開催.
通称 NTU.
2016年大会開催. 2022年大会開催予定.
